3月から始まったプログラミング講座は、情報科学専門学校の学生の協力のもと、月1〜3回のペースで開催され、すでに第6回目を迎えました。
講座では、プログラミング学習教材として「Scratch(スクラッチ)」が使われています。
Scratch(スクラッチ)はこどもを対象とした有名な教材で、学習者の技量に応じて、簡単なゲームから本格的なゲーム・アニメーションまで、幅広く作ることができます。
プログラミング講座の講師として参加してくれている学生は、こどもたちにとって少し歳の離れたお兄さん的な存在です。パソコンに限らずボードゲームなどでも、こどもたちの楽しそうな様子が見られました。
情報科学専門学校の学生のおかげで、かけはしではプログラミング講座が定着してきています。
今回は6名のこどもたちがプログラミング講座に参加しました。毎回参加し、新しいレベルのテキストに挑戦する子も出てきています。
こどもたちの知識の吸収はとても早く、講師の学生も驚くほどです。
「もう、教えられることがない。こどもたちはすごい。」
という声が、あちらこちらから聞こえてきました。
講座の終了時には「楽しかった」と満足そうなこどもの笑顔が見られました。
プログラミングは、ゴールを定め、それを効率よく達成するために、どんな順序でどのようにすればいいかを考えるため、論理的思考力が鍛えられます。
プログラミングを学び、その過程で問題解決のプロセスを学ぶことは、大きな意味があり、生きる力につながるものだと、かけはしでは考えています。
今後もかけはしでは、情報科学専門学校の学生の力をお借りしながら、プログラミング講座を定期的に開催していく予定です。
※第3回プログラミング講座の記事はこちらをご覧ください
まなべるいばしょでは、こどもたちが、自分自身で活動内容を決めています。
プログラミング講座以外に、カードゲームやボードゲームで学生と遊んだこどももいます。公園で、体を動かして遊ぶ子もいました。
写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)