情報科学専門学校の学生の協力のもと、第3回プログラミング講座が行われました。

講座では、プログラミング学習教材として「Scratch(スクラッチ)」が使われています。
Scratch(スクラッチ)はこどもを対象とした有名な教材で、学習者の技量に応じて、簡単なゲームから本格的なゲーム・アニメーションまで、幅広く作ることができます。

第3回講座は、プログラミング講座主催の学生(ボランティアスタッフとしても関わってくれています)が、先生やたくさんの学生に声をかけてくれたおかげで、異例の16名が講師としてプログラミングを教えにきてくれました。
マンツーマンで教えてもらっています


こちらは2人でひとりの子に教えてくれています。なんと手厚い講座でしょうか
前回同様、今回も情報科学専門学校の学生は、こどもたちが学びやすいようにテキストを作成してきてくれました。

スクラッチモンスターと名付けられたこちらのテキスト。
こどもたちが親しみやすいように、人気のTVアニメに似せた仕様になっています。

テキスト通りにプログラムを組んでいくと、キャラクターが敵を攻撃し、敵の体力を減らすことができるようになっています。

レベル1のテキスト。中身はパソコン画面の画面コピーで表現されている部分が多々あり、わかりやすいです
いつもはゲームをしたり、室内でボールを使って遊んだりと、まなべるいばしょはざわざわしていますが、プログラミング講座はこどもの質問や講師の解説が会話の中心になり、静かな場所になりました。

学生ボランティアさんとこどもたちは、年齢的にも近いので、お兄さんお姉さんのような存在、あるいは少し大きなお友達のような感じでしょうか。
とてもフランクに、お互い気兼ねなく会話しているような雰囲気がありました。

こどもたちは1時間半の長時間にわたり、席を立つことなく真剣に取り組みました。
情報科学専門学校のみなさん、ありがとうございました。

6月20日にも、下和泉地域ケアプラザでプログラミング講座が開催予定です。
ぜひご参加ください!

※第2回プログラミング講座の記事はこちらをご覧ください

パソコンをひとり1台使用して講座を受けることができました。真剣な様子が伝わりますか?

写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)