夏休み明けの9月7日土曜日、かけはしのこどもたちと関係者限定の夏祭りが開催されました。いずみ野の居場所での初の開催。買い物を楽しみに来た子、準備に力を入れた子、お店を開いた子、それぞれの子ができることややりたいことを見つけ、お祭りをつくり上げました。印象的だったのは、準備で見られた真剣な顔と当日見せてくれた笑顔です。
ある子の開会の挨拶「プレイボール!」の声で夏祭りが始まりました。
今年のお店のラインナップは
〇こどもの屋台
・炊き込みご飯とオリジナル消しゴム
・くじ引き
・ハンドメイド
・八百屋
・ヨーヨーとお菓子釣り
・お絵描きせんべい
・かき氷
その他、保護者出店として、フランクフルト、ナンカレー、バザー。ボランティアさんからは、駄菓子とアイス、飲み物、焼きそば、ポップコーンのお店が出されました。また、室内に設置されたステージでは、ダンスパフォーマンスとクイズ大会が、こどもたちによって企画されました。
今年で3回目になったかけはしの夏祭り。継続的に同じお店やステージに取り組む子もいれば、昨年とは別のお店をひらく子もいます。初めてお客さんとして参加してくれた子、お祭りをきっかけに久しぶりにかけはしの居場所に顔を見せてくれた子もいました。また、かけはしの卒業生も夏祭りのボランティアに駆けつけてくれました。「接客は任せて。レモネードの販売で経験済みだよ」昨年度の活動、レモネードスタンドの経験を大切に思ってくれていることが伝わってきました。
何人かの子に感想を聞きました。「お店をひらいたけれど、作ったものは売れてしまいほとんど食べられなかった。でも美味しいって言われたよ!」「次の機会に○○をやりたい!」「楽しみました!ポップコーン2袋も食べました!」「すべてが楽しかった!」どの子の笑顔もはじけるようでした。さて、後半は花火の様子、夏祭り準備、もじゃくんからの御礼の言葉を掲載します。
写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)