横浜市市庁舎の中にお店を構えるTSUBAKI食堂で、かけはしのこどもたちが考案したメニューを限定販売します(期間は8月16日〜31日まで)。
かけはしで収穫時期を迎える夏野菜と泉区産の豚肉をテーマに、こどもたちが自由に料理を作りました。そのアイデアをもとにしたメニューが商品化されました!

こどもたちのアイデアが丼ぶりの中に凝縮!1つの丼でさっぱりとこってりが両方味わえます。味もボリュームも満足の丼定食。ぜひお試しあれ!
かけはしを説明したランチョンマットとこどもたちのオリジナルレシピ(TSUBAKI食堂にて配布、販売)
メニュー考案で試作したこどもの料理
包丁さばきが板についています
 TSUBAKI食堂で継続的に行われている18区丼(各区の団体や個人が特色のあるメニューを提案、販売する)企画で「かけはしわくわく丼」が販売されることになりました!

 そのアイデアをこどもたちが自由に表現するため、かけはしでは7月18日に「つくって食べよう」を行いました。つくって食べようは、こどもたちが食材を自由に調理し一緒にご飯を食べる企画で、居場所で月に一度開催しています。

 かけはしが提案する丼のメインは豚肉。薄切りとひき肉の2種類を用意し、わくわく農園で横山さんとつくっている野菜(トマト、おくら、ピーマン、とうもろこし、玉ねぎ、長ネギ)が食材として並びました。

 一番最初に出来上がったのは、豚ひき肉を炒めてご飯にのせ、チーズを散らした丼ぶり。盛り付けた後に、焼肉のたれと醤油を混ぜたソースをかけました。「家では作らないけど、ここではつくるよー!」自信満々の笑顔とピースサインをしたその子は、毎月つくって食べように参加し活動を楽しんでいます。

 ケチャップ、味噌、醤油、マヨ醤油など、こどもたちの丼ぶりの味付けは様々。長ネギを焼いて丼に添えたり、炒める前の野菜をたれに漬け込んだりと、とても調理が丁寧。その場のひらめきも取り入れてどんどん調理がすすみました。ボランティアさんやスタッフの分をこどもたちが盛り付けし、一緒に食事を楽しみました。

 昔つくったことのある料理をつくってみたり、家で食べた料理を再現したり。「つくってみたら美味しかった」「お裾分けしたら美味しいって言ってもらえた」自由度と安全性が高い環境でこどもたちは調理を楽しんでいます。

 こどもたちのアイデアとTSUBAKI食堂のプロのコラボレーション「かけはしわくわく丼」は8月31日まで。TSUBAKI食堂ホームページから詳細をご覧ください。https://tsubaki-shokudou.com/


~最後に~ もじゃくんよりTSUBAKI食堂の皆様へお礼の言葉
 今回、かけはしのこどもたちのことを応援するために、このようなコラボ企画を考え、こどもたちのアイデアを最大限に活かして泉区丼にしてくださったオーナーシェフの椿さんをはじめ、TSUBAKI食堂の皆様。本当に感謝しかないです。今回の企画でこどもたちの心に確かな自信が芽生えました。
 今後もかけはしはこどもたちを本気で考えてくださる方々との繋がりを大事に、こどもたちが感動するような体験ができるように全力で取り組んでいきます。


写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)