7月17日、かけはしの新しい拠点で「ファンミーティング」を開催しました。かけはしを応援してくださっている皆様に、最大限の感謝の気持ちを込めて企画したファンミーティング。かけはしにご支援をいただいていている皆様と直接会える機会は、最高にうれしい時間でした!その熱気をかけはし代表のもじゃ(廣瀬)が紹介します。
かけはしの「まなべる居場所」が始まってからの3年間は、各公共施設をお借りしての移動型の居場所を行っていましたが、今年4月からはいずみ野駅徒歩5分にできた新しい居場所「ハートフル西部」「まなべる居場所」を拠点に活動を行っています。今回のファンミーティングでは、その新拠点を皆様に見ていただくこととともに、「かけはしのこれまでの歩み感謝を伝える会にしたい」「かけはしの子どもたちの笑顔や成長をお伝えしたい」という強い気持ちがありました。
16時になると、続々と皆様が新拠点に来てくださり、あっという間に会場は賑やかになりました。かけはしスタッフ総勢12名が会場で挨拶をして、代表の私廣瀬が皆様に御礼の挨拶。
ファンミーティングの冒頭では、約2年前にフジテレビで放送された「ザ・ノンフィクション」を流しました。10か月にわたる長期取材の中で、かけはしのありのままを映し出してくれた番組を熱心に観てくださる方々、その裏で、会場に飾られた「かけはしの歩み」の写真展示を見てくださる方々、バックヤードに展示されたこどもの作品を見てくださる方々、ピンチョスと飲み物で談笑してくださる方々など、自由な雰囲気でした。ピンチョスなどのおつまみはなんと手作り。「かけカフェ」のシェフとして美味しいランチを提供してくださった“ひろみさん”が、わくわく農園でこどもたちと育てた野菜を使用。あっという間に、おつまみは完売しました。
その後は、かけはしのこどもによる「コマ撮り動画」の発表、「ダンス発表」があり、会場は最高潮に盛り上がりました。ダンスはこどもたち3人と、ボランティア、スタッフで2曲を披露。この日のために準備した子どもたちの発表は、本当に素晴らしく、会場は大きな拍手と笑顔に包まれました。
そして、一昨年かけはしを卒業した高校生のインタビュー動画が放映されました。
「いつでもかけはしに戻っていいんだ。私にはかけはしという居場所がある。これから何があったとしても、私を大切に思ってくれる居場所がある」卒業生の言葉が、会場の全ての人の心に強く、優しく、染みわたっていきました。
最後は、私代表のもじゃからあらためて皆様に、言葉にならない思いを挨拶。私が、小学校の先生だった時の教え子がファンミーティングに駆けつけてくださり、その教え子は現在、小学校の先生として働いています。教え子から涙ながらに感動の言葉をかけていただき、涙をこられるのに必死でした。
今のかけはしの活動は、これまでにご縁をいただいたすべての人のおかげでできていること。こんなにもたくさんの方々がかけはしを応援してくださっていること。
絶対にこの感謝を忘れません。そしてこれからも全力で、かけはしの居場所を守っていきたいです。皆様、どうかこれからもかけはしを支えていただけたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
文=廣瀬 貴樹(かけはし代表)写真=スタッフ