かけはしには、こどもたちが話し合ってイベントを企画する時間があります。その名は「かけはしタイム」。 6月19日に今年度最初のかけはしタイムのイベントが開催されました!プロジェクターを使って、大画面で楽しむマリオパーティ大会。好きなものを共有して幸せそうなこどもたちの様子をご覧ください。
マリオパーティで遊ぼう
「マリオパーティのゲーム大会をやりたい」とある子が言ったことをきっかけに、その子の希望を叶えようとこどもたちでゲーム大会を企画しました。「スクリーンに大きく映して遊びたい」と考えたこどもたちはもじゃくん(かけはし代表:廣瀬)に相談し、かけはしのプロジェクターを借りることに。また、いばしょに来ている子だけではなく、家にいる子もオンライン参加ができるように準備をしました。 会場の下和泉地区センターの会議室には、13人のこどもたちが自分のコントローラーを持って集まりました。中にはこのゲーム大会に参加するためにいばしょに来た子もいました。ゲームを通じて新たな友達と関わっている姿があり、あちこちからおしゃべりや笑い声が聞こえてきました。企画したこどもたちは、会場の盛り上がりを見て嬉しそうにしていて、今後も「かけはしタイム」を利用して楽しいイベントを企画したいと意気込んでいます!
かけはしでは、いばしょでのゲームを禁止しておらず、「マリカ部」「マイクラ部」という部活もあります。保護者やかけはしのスタッフにとって、時には悩みの種となるゲームですが、ゲームをしてもいい環境だからこそ最初の一歩を踏み出せた子がいたり、ゲームで友達になるきっかけを掴んだ子がいたり、友達との関係性が深くなる子を見てきました。かけはしのスタッフの中でも何度も議論になっていますが、ゲームはこどもにとってコミュニケーションツールとなっている側面があります。試行錯誤を繰り返しながら、ボランティア、スタッフ、こどもたちで話し合っていくスタンスです。
ゲーム大会のあとは……
盛り上がりはゲーム大会終了後も続き、今かけはしでブームになっている「大乱闘スマッシュブラザーズ」を大人数で対戦しました。真剣に画面をのぞき込み、同じタイミングで笑ったり騒いだり。勝ってガッツポーズをする姿、負けて頭を抱える姿など本当に楽しそう! ゲームをするテーブルの横ではレジンを使って制作をしているこどもたちや、カードゲームをするこどもたち。お昼を挟んで、近くの公園に遊びに行った子も10名近くいました。
かけはしタイムでイベントを企画しませんか
プロジェクターを使ったゲーム大会は、「かけはしタイム」の時間を使って企画されました!今後もたくさんのイベント案が出ています。「おもしろそう!」と思った子はどのタイミングでもかけはしタイムに参加できます。7月5日には夏祭りに向けた計画が始まりました!次は7月12日に第二回目の夏祭りの話し合い(かけはしタイム)を予定しています。のぞいてみてはいかがでしょうか。
写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)