秋晴れの土曜日。今秋5回目となるさつまいも掘りが行われました。畑では、春に植えた400本のさつまいもの苗が大きくつるを伸ばし、地を這っていました。 こどもたちと保護者、ボランティア、スタッフ、およそ30名でつるや葉を取り除き、土の中のさつまいもを丁寧に掘り出しました。
次々と掘り出されるさつまいも!コンテナ4ケースが満タンに
芋掘りは、こどもやボランティアの大学生、大人まで様々な年代の人が入り混じって汗を流しました。 とてもいい陽気だったため、こどもたちは半袖、ボランティアは袖をたくし上げて、さつまいもを掘りましたよ。 「こんなに大きいのが穫れたよ!」「このおいもは玉ねぎみたいでかわいい形でしょ?」「きれいな赤紫色だね」向かい合って一緒に土を掘りながら、こどもたちとボランティアさんは自然に会話が弾んでいました。
芋ほりの後は、土遊びと川遊び
こどもたちは芋ほりが終わると、それぞれの興味の赴くまま遊び始めました。 立ち幅跳びや、走り幅跳び。穴を掘ってみたり、足を土の中に埋めてみたり。 広い畑の中で、安心できる人たちに囲まれ、こどもたちは自分自身を解放しているように見えました。「畑、楽しい!」と言って笑ったこどもの顔に、スタッフは元気をもらいました!
畑のすぐそばには、川が流れています。 畑で思いっきり土と戯れた後は、裸足や地下足袋で川に入り、石を投げて遊びました。 タオルを持たずに川に入った子は、水から上がると濡れた足を靴下で拭いていました。 子どもたちは、少しずつたくましくなっています。
収穫したさつまいもは、参加したこどもたち、保護者の方、ボランティアさんが、思い思いに気に入ったものを選んでもち帰りました。「何にして食べようかな」と、帰ってからもお楽しみが続きます。 残ったさつまいもは、かけカフェで焼き芋にして販売する予定です。 焼き芋も楽しみですね!
写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)