前回に引き続き、かけはし夏祭りの模様についてお伝えします。
子どもたちが店長を務めたり、お客さんとして楽しんだりした露店は、日没前に撤収作業が行われました。
しかし、お祭りはまだ終わりません!お楽しみのプログラムはまだまだ続きます。
クイズ大会!
日が沈み、空が暗くなってきた6時頃からはクイズ大会が行われました。
このクイズ大会は、かけはしの子どもが提案し、問題を作ったり司会進行のための台本を書いたりと、準備を進めてきたものです。
クイズは、いつもかけはしで一緒に過ごしているボランティアやスタッフについての問題を中心に出題されました。
もじゃくん(代表;廣瀬)を巻き込み「縄跳び競争で一番になるのは誰か?」という問題もありました!子どもたちは正解を目指し、縄跳びに挑戦しているメンバーを大きな声で応援しました。
クイズの解答が発表されると、飛び上がって喜んだり、声を出して悔しがったりしていて、子どもたちは本当に楽しそうでした。
ソーラン節・露店・クイズ大会、どれを振り返っても、その子自身の持ち味が生きていたなと思います。
日々まなべるいばしょで見られるこどもたちのきらりと光る個性が、お祭りを通してより鮮やかさを増している様に、ボランティアやスタッフは感じました。
色とりどりの花火
クイズを楽しんでいるうちに、あたりは真っ暗になりました。
次は待ちに待った花火です。段ボール箱いっぱいに入った花火をスタッフが配り歩きます。
手持ち花火をたくさん選んで、子どもたちはとても嬉しそうでした。花火に火をつけて、周りの見知らぬ人とも火を分け合って、思う存分楽しんでいました。
閉会式では、大人たちからこどもたちへ歌のプレゼントがありました。
「世界に一つだけの花」はこどもたちを大切に想う大人たちからのメッセージでした。とても心温まるひと時でした。
*****最後に*****
今回の夏祭りは、たくさんの方のご協力によって無事執り行われました。
本当にありがとうございました。
こどもたちの「やりたい!」と大人たちの「こどもの希望を叶えたい!」から始まった夏祭りでしたが、振り返ってみると、こどもも大人も、同じ目的に向かう同志だったような気がします。
関わってくださった全てのみなさま、楽しい時間をありがとうございました。
写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)