夏の太陽が照りつける中、こどもたちは元気に畑での活動に取り組みました。この日は5人の参加があり、畑は笑顔と賑やかな笑い声に包まれました。


おばけズッキーニを抱えるこども
捕まえた虫を見せてくれました
きゅうりの種を蒔き、水やりをしました
たくさんの収穫物。好きな野菜を持ち帰り家庭で食べます
【畑での主な活動】
・​畑の整備と野菜の収穫:草むしりをして畑を整えた後、ピーマン、ナス、キュウリといった夏野菜を収穫しました。特に目を引いたのは、土の上に堂々と横たわる巨大なズッキーニです。「うわ、大きい!」「重くて運べない!」とこどもたちは大はしゃぎ。ボランティアさんと一緒に、その大きさと重さに驚きながら、笑い合っていました。ある子が家に持ち帰り重さを量ったところ、なんと2キログラムもあったそうです!

​・じゃがいも掘り:じゃがいも掘りでは、種芋と収穫した芋の見分け方をスタッフのりょうやさんから教わりました。こどもたちは土の感触を楽しみながら、丁寧に芋を掘り、選り分けていきます。土の中からはミミズやイモムシが見つかり、驚いて逃げる子もいれば、喜んで観察する子もいました。

​汗を流した後は、みんなでアイスを食べてクールダウン。火照った体に冷たいアイスが染みわたり、最高の休憩時間となりました。
​持ち帰った野菜を家族と一緒に食べることは、畑での体験を家庭へとつなぐ大切な時間です。自分で収穫した野菜が食卓に並んだことで家族から感謝されたかもしれませんし、料理を食べて達成感を感じた子がいるかもしれません。
​これからも、こどもたちが自然の中で心と体を解放し、新しい発見ができる場をつくっていきます。

写真・文=松本 裕美枝