​先日、かけはしの畑で、こどもたちが植えたサツマイモの収穫を行いました。サツマイモ掘りを楽しむこどもたちの様子をブログにしましたので、ご覧ください。

​地域ボランティアの皆さんの温かいご協力のおかげで、畑一面にサツマイモのつるが力強く伸び、豊かに実った畑となりました。厚くお礼申し上げます。


生い茂ったつるを切ってよせました
ボランティアさんとこどもたちの会話が自然とはずみます
掘っても掘っても出てくるサツマイモ
「レンコンみたいなサツマイモだよ」と見せてくれました
カナヘビ?トカゲ?捕まえて観察しました
サツマイモを掘り終えた後も、穴を堀り続けるこどもたち

サツマイモの収穫

​ボランティアさんとスタッフがつるを丁寧に取り除いた後、いよいよこどもたちの出番になりました!

​こどもたちはスコップや手を使って夢中で土を掘りすすめました。サツマイモを傷つけないよう、大きなスコップで周囲の土を崩し、最後は手で優しく土をかき出して丁寧に掘り出す姿には、その様子を見ていたボランティアさんも「こどもたちはサツマイモを綺麗に掘り出すね!」と感心されていました。

​特大のサツマイモが採れると、「大きい!」「当たりいもだ!」「ラッキーじゃん!」と喜びの歓声。
​細いサツマイモを見つけると「一口サイズで食べやすそう」「お味噌汁にしたら美味しそう」など、サツマイモの大きさや形を話題に、自然と仲良く話し合う様子が見られました。

​サツマイモ掘りの途中では、畑に住むたくさんの生き物との出会いもありました。クモ、トノサマバッタ、ナメクジ、トカゲ、ゲジゲジなど、虫を捕まえるこどもたちの姿。
​「虫はちょっと苦手……」と言っていた子も、白っぽいカブトムシの幼虫に似たイモムシを捕まえて得意げに見せてくれるなど、新たな発見と克服の場となりました。

​この日の収穫に参加してくれたのは、総勢9名のこどもたち。
​「紅はるか」「紅あずま」「安納芋」の全4列を掘りきり、大満足の収穫となりました。

収穫の喜びを食卓へ!学びの連鎖

​今回掘り出したサツマイモは、この後「かけはし」の居場所でこどもたちと一緒に調理する予定です。

​私たちは、苗植え〜収穫〜調理と、一連の流れを体験する活動を毎年大切にしてきました。​この一貫した体験は、こどもたちの興味を大きく広げるきっかけとなっています。​収穫したサツマイモを「自分で調理してみたい!」と次の活動へ意欲を示す子。​調理経験が強く印象に残り、「次は自分の手で植えたい!」と翌年の苗植えに積極的に参加する子。一つの活動が終わりではなく、次の活動へと自然に繋がっていく「学びの連鎖」が生まれています。

​こどもたちは、自分の中に小さな興味の種を見つけると、芽を出すようにぐんぐんと夢中になっていきます。目を輝かせながら取り組む姿には、大人も思わず引き込まれてしまうほどの力があります。そんなこどもたちの「次はこれをやってみたい!」という声に、私たちは耳を傾け、そっと寄り添いながら、一緒に歩んでいきます。

この流れそのものが食育であり、こどもたちの「やってみたい」という気持ちを大切にすることで、少しずつ自信が育まれているように思います。

こどもたちが自分の思いを形にしていく時間は、心が育つ大切なひととき。その瞬間を、私たちは見守り、応援しています。



写真・文=松本 裕美枝