こどもたちとスイーツのお店「白嬉」さんに行き、ティータイムを楽しみました。参加してくれたこどもは14人。美味しいケーキを食べられそうだと期待が膨らみます。
出発前。ホワイトボードに、ある子が作った「カフェはし」の文字
買い物の様子
食べ終わらないように少しずついただきます
美味しそうなケーキと一緒に満面の笑み
「白嬉」さんはかけはしの居場所から徒歩5分程。おしゃべりを楽しみながらお店まで歩きました。カフェに到着すると「ピスタチオはどんな味ですか?」「ムースって何ですか?」など、白嬉のオーナーさんに質問し、その答えを参考に、こどもたちは真剣な表情でケーキを選びました。お土産に家族の分の焼き菓子を買った子もいました。
居場所に戻ると、それぞれグループになって食べ始めました。「白嬉さんのような果物がたっぷりのスイーツを作ってみたいね」「どんな果物でスイーツをつくろうか?」「スイカが好き。でもスイカでスイーツを作るのは難しそうだよね」「ムースを作ってみたい」など、食べながら会話が弾みました。美味しいスイーツを一緒に食べることで、こどもたちの間に自然なコミュニケーションが生まれ、次々とアイデアが広がっていきます。白嬉さんとの御縁が何かの活動につながるのかな?今後が楽しみです。
あまりの美味しさに早々に食べ終わってしまい「もう一つ買ってくれば良かった」という子。「食べ終わりたくない」と少しずつ味わう子。帰り際にしみじみと「めっちゃ美味しかったなぁ」とつぶやいていた子もいました。
かけはしではこどもたちの興味に沿った講座を開催することがあります。これまでも日本料理や美容師、ドローンなどさまざまなプロの方をお呼びして来ました。話を聞き、体験する機会をつくることで、こどもたちは自分の中にある「好き」や「興味」の種に気づき、新たな世界への扉を開くことがあります。今回の白嬉さんとの交流が、もしかしたら未来のパティシエを育むきっかけになるかもしれません。こどもたちの興味を大切にし、可能性を広げるサポートを続けていきたいと思います。
写真・文=松本 裕美枝