2月20日、人気企画「つくって食べよう」で、こどもたちが待ちに待ったお弁当作りに挑戦しました!今回は、こどもたちの「こんなお弁当が食べたい!」というリクエストを参考に、約30種類もの食材を用意。切る、焼く、茹でる、蒸すなど、様々な調理法を駆使して、こどもたちは思い思いのおかず作りに没頭しました。こどもたちの笑顔と創造力があふれるお弁当作りの様子を、ぜひご覧ください!

できあがったお弁当
調理の様子。フルーツサンド
シウマイを手作りしました
出来上がった料理と一緒に満面の笑み
みんなでつくったおかず
いただきます!
調理が始まると、こどもたちは目を輝かせ、思い思いのおかず作りに取り掛かりました。「ちーさん、見てて!」「一緒に作ろうよ!」と、スタッフや友達と協力しながら、楽しそうに手を動かしていました。今回は、数名の保護者の方々にもご参加いただき、ご家庭自慢のお弁当おかずをこどもたちと一緒に手作りしていただきました。温かいご支援に、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

初めてハム入り卵焼きに挑戦した子は、見事な手つきで卵を巻き上げ、満面の笑みを浮かべていました。隣では、もじゃくんがその成功を自分のことのように喜び、ハイタッチ!キムチと豚肉の炒め物、ちくわの甘辛炒め、ハムと卵のサンドイッチ、ナポリタン、おにぎり…こどもたちのアイデアが次々と形になり、テーブルの上はあっという間に色とりどりのおかずでいっぱいに。中には、キャラクター弁当作りに挑戦し、海苔やハムを真剣な表情で切り抜く子もいました。最後に、残った食材を使って創作料理にもチャレンジ!食材を無駄にしないよう、工夫を凝らしたオリジナルメニューが続々と誕生しました。

自分で作ったお弁当箱は、まさに宝箱!色とりどりのおかずが詰められたお弁当を、子どもたちは目を輝かせながら眺めていました。「見て!こんなに可愛くできたんだよ!」「もったいなくて食べられない!」と、お弁当の写真を撮ったり、友達と見せ合ったり。お弁当は、きっと格別な味だったことでしょう。

かけはしでのお弁当作りをきっかけに、おうちで自分でお弁当をつくった子がいました。居場所での活動を日常の生活に生かしているこどもたちの姿を見て、一人ひとりの確かな成長を感じます。

今回の活動を通して、こどもたちは料理の楽しさだけでなく、食材への感謝、協力することの大切さ、そして創造する喜びを学んだのではないかと思います。自分たちで作ったお弁当を囲み、笑顔で食事をするこどもたちの姿は、私たちスタッフにとって何よりの宝物です。かけはしでは、これからもこどもたちの「やってみたい!」という気持ちを大切に、様々な活動を通して成長をサポートしていきます。

写真・文=松本 裕美枝