かけはしのわくわく農園では、例年にも増してさつまいもが豊作です。そのかけはし畑のさつまいもを使って料理をしました。この料理教室、実は「作りたい料理を作れる」料理教室なのです。さて、参加したこどもたち8人はさつまいもで何を作ったのでしょうか。

調理中の一場面。大人の手を借りながらさつまいもを揚げています。右のコンロは大学芋、左のコンロはさつまいもの天ぷらを調理中
まずは本日の主役、さつまいもを選びます。食害にあってしまったものや折れてしまったものなど、商品にできないさつまいもを敢えて使いました。「もったいないもんね」「味はきっとおいしいよ」と、こどもたち。

上のコンテナは紅あずま、下は紅はるか
いよいよ調理開始。さつまいもを洗って皮をむき、ちょうどいい大きさにカットしていきました。

小学生のこどもたちにとって、さつまいもを切るのはとても力のいる作業です。こどもたちは、今回調理の講師としてお招きした「ちあき先生」にコツを聞いたり、スタッフやボランティアさんに手伝ってもらうことで、できる範囲で無理なく楽しく取り組みました。大人たちはこどもたちのやりたい気持ちを受けとめながら調理を補助しました。

中学生はYouTubeで事前に作りたいレシピ動画を見つけ、それを見ながら調理を進めていました。調理経験がほとんどないという子も、動画を手本にどんどん調理していきます。何を作るか決めてこなかった子は動画で調理工程やレベルを確認し、自分でできそうなレシピに取り組んでいました。本格的なお菓子、食べたことのない味付けなど、ちあき先生も「刺激を受けました。私も作ってみたい!」と驚いていました。


硬くて切りにくいさつまいも。自分でできる範囲を見極めてカットしていきました
中学生の調理台。YouTubeを見ながらどんどん調理を進めます
揚げ物は細心の注意を払って行いました。マンツーマンで大人がこどもたちをフォローしました
大学芋ができたよ(左の子)。スイートポテトを作っているよ(右の子)
気づくと調理開始から2時間が経過していました。立ちっぱなしの調理でも、こどもたちの意欲が下がることはありませんでした。できあがった料理は、料理教室を支えてくれた先生やボランティアさんに振る舞われ、別の部屋にいる友達にも「食べてみて欲しい」とおすそ分けされました。

できた料理をおすそ分けしにいく様子。「大部屋にいる友達は喜んでくれるだろうか」少しの不安と期待
今回の料理教室はこどもたちの希望を最大限叶えたいと企画されました。こどもたち8人に対し、ボランティアなどの大人は6人。目が届きやすく、相談しやすい環境ができていました。こどもたちが最後まで調理に取り組み、できあがった料理を食べたり持ち帰ったりできたのは、一緒に料理教室を支えてくださったちあき先生、ボランティアのみなさまのおかげです。
本当にありがとうございました。

それでは最後に、こどもたちの料理を紹介して終わりにしたいと思います。また今回のような充実した活動ができますように!

大学芋。左は調理途中、右はできあがったところです
さつまいもの天ぷら
スイートポテト
さつまいものケーキ
さつまいもの羊羹
さつまいもプリン
さつまいもご飯はちあき先生が振る舞ってくれました。もちもちとしたお米と、ほくほくのさつまいもの見事なマリアージュ!
写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)