こどもキャリア大学は、今年度より振り返り講座を設けています。この日は、初めて振り返り講座が行われました。

テーマは「自分を知る」です。日々の中で、自分自身についてじっくり考える時間はあまりないように思います。ワークショップを通じて、自分を再認識・再発見する時間にできたらと考えました。

ワークショップに取り組む様子

講師からもらったメッセージを振り返りました

前期3回の講座で、講師の方々はたくさんのメッセージをこどもたちに伝えてくれました。こどもたちは各講座で印象に残った言葉や感想などを紙に残していました。

最初のワークショップでは、第1~3回までの印象に残った言葉などをランキング形式で書き出し、周囲の友達と見せ合って話しました。
どの言葉が、今の自分にとって大切かを静かに考えています
「講師の言葉がどんなふうにこどもたちに響いているのか」話を聞いてみると発見することが多々ありました。

例えばこんなエピソードです。
はるか昔の王様が、赤ちゃんに話しかけずに育てたらどうなるのかを実験し、すべての赤ちゃんが早くに死んでしまったという話が、第一回の講座でありました。こどもが健康に育つためには、言葉かけや愛情が必要だという保育のお話でした。
その話を聞いたその子は「たくさんの言葉をかけ愛情をかけてくれたから、今自分はここにいる、両親に感謝している」と話しました。保育の話を両親への感謝に置き換えた発想が、スタッフには新鮮に感じました。

グループでの意見交換は15分ほど続きました。講師の言葉を振り返る中で、習い事や趣味の話にも繋がりました。こどもたちは自分のことをたくさん話していました。

自分の木を作ろう!友達にアイデアをプレゼントしよう!

後半は、「自分を知ろう」第二弾!自分を一本の木に見立て、根っこに「今の自分」、花に「将来への希望」を書きました。今の自分は、「好きなことや物」「頑張ってきたこと」「他人からほめられること」「自分の良さ」などを中心に。将来への希望は、職業に限らず「趣味を続けていたい」「楽しく過ごしたい」「友達欲しい」など思いつくままに。

次に、自分のテーブルから離れて、友達のシートに「こんなことをやってみたらどう?」「こんな仕事が向いていそう」などアイデアを葉っぱに書き、プレゼントしました。エールを葉っぱに書いて贈ってくれた子もいました。
友達からアイデアのプレゼントを受け取った後「そのアイデアいいかも!」と思ったら、りんごやバナナで「将来への希望」を追加しました
今回の講座はこどもたち自身がテーマの講座で、こどもにとっては違った満足感があったようです。後半の振り返り講座もこどもたち自身をテーマにしつつ、盛り上がるワークショップにできたらと思っています。
すべてのワークショップを終え、感じたことをノートに書き留めるこどもたち




第4回は、薬の開発業務に従事している廣瀬瑛美子さんの講座が1月29日に開催される予定です。どんなお仕事なのか楽しみですね。

後期講座(第4〜6回と振り返り)のお申し込みが可能です。
第4回だけの個別の申し込みも受付できます。会場受講は若干名。Zoom受講は余裕があります。
ぜひご参加ください。

お申し込み先

写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)