いちょうコミュニティハウスに様々な種類の打楽器を持ち込んで、アフリカの音楽を演奏してくれたのは「douni douni(ドゥニドゥニ)」さん。
一緒に演奏する仲間たちをまとめて「ビックファミリー」と表現するdouni douniさんの力強さと明るさは、かけはしのこどもたちや保護者をあっと驚かせました。
様々な打楽器の音が混ざりあい、会場は音の嵐に包まれました。リズムに合わせたダンスは、打楽器の勢いに負けずダイナミックでした

douni douniさんと一緒になって演奏しました

アフリカの打楽器のエネルギッシュな音は、いちょうコミュニティハウスの外にも響いていました。かけはしで行う音楽イベントの記念すべき第1号は、アフリカの音楽です!

一番最初にdouni douniさんの演奏の輪に入った子は、メンバーの方からマンツーマンの指導を受けて、メキメキと上達していきました。

膝に抱えている太鼓「ジェンベ」は3種類のたたき方があります。その子は、その時演奏されている音楽を感じ取って、自分なりのリズムや音を楽しんでいました。

douni douni代表のマッシュさんからは「この子、今日連れて帰る!お母さんに連絡して!」とジョークが飛び出し、「douni douniへようこそ!ファミリーになったよ!」という歓迎のハグがなされていました。
「いいじゃーーん!」マッシュさんと手を合わせ、演奏できた喜びを共有していました
お互いの気持ちの高まりを、音楽を通して感じ合いながら演奏しているように見えました


歌おう!踊ろう!

しばらく演奏を聞いた後、マッシュさんが「歌ってみたいひとーーー?」と会場に呼びかけてくれました。遠慮ぎみに手を挙げるボランティアとこどもたちのお母さん。

マッシュさんがまず歌い出し、その歌声にならって会場の人も歌い出しました。打楽器が次々と歌に合わせて入り、エネルギッシュな演奏とはまた一味違う、人の温かみに溢れた音楽になりました。

喉が温まると、次はダンスです。
douni douniのメンバーさんが、かけはしのこども、保護者、ボランティアを踊りながら引き入れ、丸い輪ができていきました。見よう見まねでアフリカのダンスを踊り、その後には、盆踊りの代表格「炭坑節」を踊りました。
「炭坑節」を踊っている様子。盆踊りが、アフリカの打楽器とコラボできるなんて……驚きです!
踊っている場所のすぐ横には、楽器を手作りするコーナーがありました。

竹とつぶした王冠、針金を使って作るバンブーシェイカーを、douni douniの方にお手伝いいただきながら作り、音楽に合わせてこどもたちが鳴らす姿が見られました。
手前が、完成済みの楽器「バンブーシェイカー」です!楽器も案内看板もかわいい!!
ポスターカラーで竹に色を塗り、王冠を針金に通して固定します。持ち手にビニールテープを巻いたら、完成!
douni douniさんの演奏は、「音楽って楽しい!」「生きているってサイコー!」と全身で訴えているようでした。賑やかな音楽と、メンバーの方々の表情が忘れられません。

イベントには、たくさんの保護者が見に来ていました。歌って踊って手拍子して、音楽のエネルギーが体中に染みわたったのでしょうか。こどもたちのお母さんが、笑顔で帰宅されたのが印象的でした。

ステージ終盤。じっと聞き入ったり、手拍子をしたり、それぞれ楽しみました。
douni douniさんは、各地でステージを披露し、ワークショップを開催しています。
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douni douniさん、ありがとうございました!
写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)