10月22日(土)、いずみ野駅駅前広場といずみ野地域ケアプラザを会場に、「第1回いずみ野文化祭」が開かれ、かけはしプロジェクトが「レモネードスタンド」を出店しました!

お店の前を通ると、お揃いの黄緑色のバンダナが目を引きます。お揃いのバンダナと、こどもたちの元気な声は、レモネードの爽やかな味にぴったりでした。

※かけはしプロジェクトの概要はコチラをご覧ください
レモネードスタンドを運営したこどもたちの集合写真

完売しました!

レモネードスタンドの前を通ると「いらっしゃいませー!」と元気なこどもたちの声が聞こえてきました。

お客さんの列ができていたので並んでみると、手描きの看板が目に止まりました。「一杯150円」「炭酸レモネードも!」「(1歳以下のお子様向けの)はちみつ注意」、そして「レモネードメーター」という看板。

かけはしのレモネードスタンドでは炭酸水を選ぶことができ、また、「レモネードメーター」によると甘さやすっぱさの度合も選べるとのこと。
選べることを知ったお客さんは、きっとワクワクしたのではないかと思います。

注文し終わると、間もなく「私チョイスのレモネード」がこどもから手渡されました。
注文をとる子の後ろでは、手袋をしたこどもたちが、注文に合わせてはちみつやレモン果汁などをブレンドしていました。キビキビと動くこどもたち
かけはしプロジェクトのレモネードスタンドには、まなべるいばしょに通うこどもたちやボランティアも訪れました。みんなレモネードを片手に、談笑していましたよ。

レモネードの販売は好調で、午後一時頃には完売。テントの中からは喜びの拍手が起こりました。


レモネードを販売して、小児がん支援の協会に寄付

販売したレモネードの利益は、小児がんに苦しむこどもたちのために寄付されます。

レモネードの利益を寄付したいというかけはしプロジェクトの取り組みは、実は、昨年に引き続き2度目になります。

レモネードスタンドの活動が始まったきっかけは、メンバーの一人からみんなに向けて勇気を出して伝えた思いでした。その思いに全員が共感し、小児がんで苦しむこどもたちに何かできることをしたいと、こどもたち自身で考えたのです。

話し合いを重ね、絵本やパネルを作り、去年10月に瀬谷区内の公園で発表を行いました。
昨年10月、公園での発表。こどもたちが公園管理事務所に連絡し、許可をとって開催しました
昨年作成した絵本
昨年はコロナの規制が厳しくレモネードの販売ができなかったこと、公園に来てくれた方が興味をもって発表を聞いてくれたことから、小児がん支援を継続的に実施したいと思っていたこどもたち。

第1回いずみ野文化祭でレモネードスタンドを出店できたことは、やりたいことが形になったいい経験でした。
接客のようす。お客さんがレモネードの味を選べるように説明しています
かけはしプロジェクトは、今後も月1~2回ほど集まり、こどもたちが主体となって計画したプロジェクトを実行していきます。

2023年5月8日には、一年間の活動報告を予定していますので、ぜひお越しください。


写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)