雪が降り積もった翌日の1月7日、新年1回目の「まなべるいばしょ」の活動が行われました。お正月ならではの遊びも楽しめるようにと、けん玉とコマが用意されました。「やってみたい!」という一人のこどもの声から、イヤホンを使った伝言ゲームも行われました。
真剣にけんだまに取り組みました。こどもの頃にお正月遊びをたくさん経験したボランティアが、コツを説明し盛り上げ、2人はけん玉をけん先に収めることができました。
外は冷たい風が吹いていましたが、こどもたちは元気な顔を見せてくれました。早速コマを回してみる子、かけはしがお休みだった間の取り組みを報告する子、それぞれにボランティアやスタッフと話しはじめました。

コマとけん玉はこどもたち、ボランティア、保護者の間で大人気でした。コマとけん玉をアドバイスできるボランティアが、丁寧に教えてくれたからです。「次はコマを回せるかもしれない」「次こそ、けん玉を成功させたい」そんな気持ちがみえるような集中度でした。

イヤホン伝言ゲームでは、まずちーさん(スタッフ;廣瀬)がこどもたちからルールを聞き取り、みんなに説明しました。ルールは以下の通りです。
1.	参加するメンバーは全員イヤホンをして、周りの声が聞こえない音量で音楽を聞く
2.	ゲームに参加しないこどもがお題を考え、①番の人に伝える
3.	①番の人はお題に沿った言葉を考え、②番の人に口の形を見せながら言葉を伝える
4.	②番の人は③番の人に伝え、③番の人は④番・・・・・・と最後までイヤホンをしたまま伝言していく

イヤホンから流れる音楽で、ゲーム参加者にはまったく声が聞こえていないため、参加メンバーはなんどもなんども言葉を聞き返し、その表情をまわりから見ている人たちは笑わずにはいられませんでした。冬にちなんだ言葉「雪だるま」だけ全員が正解しましたが、それ以外は珍解答が続出し、周りで見ている人も楽しめました。このゲーム、おすすめです。

いばしょが始まる前にボランティアへのあいさつで、もじゃくん(代表;廣瀬)は「今年も1年、まったりとこどもたちと向き合っていきたい」と話していました。
こどもを真ん中に、今年も活動が続きます。

口の形を真剣に見入るちーさん。まだ分かっていないようです(笑)
 
写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)