すがすがしい秋晴れの11月3日と7日、かけはしのわくわく農園では、サツマイモの収穫イベントが行われました。
 手やシャベルを使って、おいもをていねいに掘り出す様子。

 収穫作業は、芋づるを切り、畑の周りに積み上げることから始まりました。旺盛に生えたつるは畑一面に広がり、水分を含んで太くなっていて、カットすることも積み上げることも一苦労でした。

やっとの思いで土を掘ると、きれいな赤紫色が見えてきました。無農薬・無肥料で育てたため、いもの大きさや収穫量に不安がありましたが、立派なサツマイモがたくさん穫れました。

 つるが生い茂ったサツマイモ畑(画面中央から左まで)つるは手作業で取り除かれました。
 こどもたちとボランティアで、協力しておいもを掘り出しました。自然と会話も弾みます。

 こどもたちは発見したことをそれぞれ報告してくれました。「虫がたくさんいた!カメムシとかハサミムシとかクモとかね!」「掘り始めは大きなサツマイモだと思っていたけど、丸くて短いのだったよ。反対に、小さいサツマイモだと思ってたのが長くて大きかったりした。予想と違っていておもしろかった」

 秋晴れの空もてつだって、教室とは違うこどもたちの表情が見られました。笑顔はおいものようにほっくほくでした。

 各家庭が持ち帰ってもまだ余りあるサツマイモは、販売したり加工したりと、利用方法を考える予定です。
 11月3日に参加したみなさんで、おいもを手に記念撮影。心地よいひと時を過ごしました。

 11月7日に参加したみなさん。
 「さつまいももとれて、友好も深められて、一石二鳥でよかったです!」との感想がありました。
 写真・文=松本 裕美枝(かけはしライター)